ぼんなごin名古屋 ぼんなご鑑賞ツアー |
2003年2月17日 2月16日までのゆうばりファンタの参戦をしたあと、翌日2月17日は仕事を休んで午後に名古屋へ向かいました。 真冬の北海道はただ「寒い」の一言に尽きるが、名古屋空港に着いたときには、「もう春なんだな」と気候の差を感じてしまいました。 「名古屋にいる間は、もう上着要らんよ。」と思い、いつも冬に着用している皮ジャンをかばんにしまい込んだぐらいだから。 空港から名駅行きのバスに乗り、駅裏のシネマスコーレに立ち寄った後、午後5時ぐらいにたての街のインドヤで晩飯を食って、宿にチェックインしたがもう夕暮れ時でした。 翌朝のぼんなごを観る以外はやることも無く暇だったので、錦3丁目で適当に遊んでようかと思ったのですが、同じ1万円使うなら新幹線で大阪に行ってしまおうと、血迷って名古屋駅から新幹線に乗ることにしました。 大阪に着いてもその日のうちに名古屋に戻らなくてはいけないので、滞在時間は高々数時間。 結局、梅田のラジニ売店でてつのすけさんと立ち話をしてました。 突然の来阪でてつのすけさんを驚かそうとおもったら、「みずさわさんがここに居ても、全然違和感ないですわ。」と言われて、逆に不意打ちを食らわされる始末。売店をあとにして、在来線の長野行き急行ちくまで2〜3時間ぐらいかけて名古屋に戻りました。 名古屋に着いたときは、夜中の12時を過ぎるかどうかの時間で、地下鉄東山線に乗ったら、もう最終電車でした。 |
▲チャンチャルクマール監督の サイン色紙(シネマスコーレにて) |
2月18日 翌朝、宿をチェックアウトしてからぼんなごを観にシネマスコーレに行くと、上映30分前の9時半にはお客さんがちらほら来ているじゃないですか。 ぼんなごファンとして、閑古鳥だったらどうしようという一抹の不安が杞憂となってホッとしたのですが、突然拡声器をもった中年男性が、「本日、シネマスコーレでボンベイtoナゴヤというインド映画が上映されます。」と語りだしました。 「ほほぅ。ぼんなごを宣伝する物好きがいるんだなぁ。」と、楽観的に思っていたところ、インドヤ問題を持ち出して上映反対運動をはじめたではありませんか。 |
「上映反対!」「(ぼんなごの劇場パンフレットを指して)こんなものを売って金儲けしてるのか!けしからん!」などと、拡声器で怒鳴り散らしている中年男性と、劇場の周辺でビラを配ってる中年女性ら数名がいました。 ビラ配りの女性の一人は、劇場の前でビラを配るだけでは物足りず、金も払わずに場内に入って観客にビラを配っておりました。 また、拡声器を持った男性は、もの珍しそうにカメラ撮影している人を見つけては、「何の権限があって撮影しているんだ?」と撮影者に食ってかかる始末。 結果として、「勝手に撮影するな」の小競り合いに変わってしまい、無事ぼんなごの上映開始となりました。 よって、彼らによる本来の上映反対運動が失敗に終わったのでありました。 上映開始時間となり、シネマスコーレの支配人の挨拶があった後、妙に間延びしたぼんなごの予告編を流してから本編の上映が始まりました。 今回上映したのは、去年の7月12日に上映された「並行輸入バージョン」でした。 全国公開版(ビデオ版と同じもの)ではカットされたシーンもいくつか入っておりまして、貴重なバージョンです。 今年の8月に閉店する「生活創庫」の看板もしっかり写っています。 |
上映後は、向かいのシネセンターでぼんなごグッズとインド映画のDVDを売っていました。 客のなかには「ぼんなごのDVDありませんか?」との声があったようです。そこまで名古屋の人に愛されている、まさに「名古屋の映画」といえますね。 このとき私は、お土産用としてぼんなごポスターを1枚・ポストカードを購入して、北海道上士幌町の「あんだらや」に送りました。 (札幌に帰還後、写真の左側のポスターを送りました。) ぼんなごDVDを出すなら、シベ超1を見習ってバージョン別収録を。そしてぼんなごに出演したスーパー一座による名古屋弁吹き替えを追加できたら面白いだろうなぁと切に願っています。 |
▲ぼんなごポスター (上士幌の「あんだらや」にて) |
なんとか無事に上映が終わりましたが、「たかが映画じゃないか。どうしてそんなに必死になるんだ?」と、一連の妨害行動に疑問を覚えたのでありました。 |
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