インディラ
1995 印 タミル語
鑑 賞:劇場
俺評価:★★★★
笑 い:★★★
泣 き:★★
萌え度:★★★★★

何たって、主役インディラちゃんのかわ
いいこと。いやぁ、めんこい。
久々に萌えそうでした。
子供時代も可愛いし、大きくなっても可
愛い。つい、私の好きな平田美音さんと
かぶせてしまいました。(似てない。)
幼馴染みで婚約者の弁護士を演じている、
アラヴィンドスワミがうらやましく思え
た。(笑)
本当は教育度で★をつけるつもりだった
が、インディラちゃんがかわいいので萌
え度に変更しました。
話の後半、選挙に立候補するインディラ
ちゃんに上位カーストの男多数に囲まれ
るシーンでは、
「なんてことするんだぁ〜!」
と、つい頭にきてしまいそうでした。

インド社会ではカースト制度が根強く残っ
ており、村社会をリアルに表現している
のは評価できます。
村社会でありがちな、よそ者や、都会帰
りの人に冷たく当るあたりは、カースト
制度のない日本でもありがちなことでは
ないでしょうか。

あと、やたら女性や子供、特に子供が出
てきます。社会的に弱者だと思われがち
な女性や子供をあえて前面に出すのは、
作り手の意図だと思います。インドが抱
えているカースト制度の問題をリアルに
表現して、問題提起をしているのだから。
上位カーストと低位カーストの対立とい
う図式のなかに、女性や子供につきまと
う犠牲をうまい具合に盛込んでいますが、
やっぱり鼻に付いちゃいます。

と、書いてる時点で、見事に作り手の意
図にはまってるよなぁ。(汗;
娯楽のみを追求している人にはちょっと
抵抗ありますが、作品を通してあれこれ
考えてみたい・何か得るものを見つけた
いという人には必見の映画です。


戻る