マニ・ラトナム&ラジニ映画。
ついでに、ボンベイの主人公役を
している、アラヴィンド・スワーミの
映画デビュー作品だそうな。
ボンベイと見比べると、確かに彼が
出ているのがわかる。
それはさておき、昔あった日本の
仁侠映画を見ているようで、ある意味
懐かしい感じがした。
最初の借金取りを叩きのめすシーン、
警官の腕を切り落とすシーン、
公衆の面前で焼き殺すシーンなんかは、
ただ見ただけでは残酷としか
いいようのない感じがする。
つい、「ここまでやるか。」と
ツッコミを入れたくなってしまった。
捨て子のスーリヤと生みの母との
再開シーンは、当然ながら泣けた。
ただただ泣けた。
いいおっさん(しかもラジニ)が
母の胸に抱かれているシーンを
気味悪がっている人もいるようだが
私はそうは感じられなかった。
昔のテレビ番組「それは秘密です」で
さんざん泣きながらみてた世代として
親子の再開シーンぐらいは素直に
泣きたいものだ。
一番最初のダンスシーンの曲は、
「ジーンズ」の歌のしりとりのシーンで
しっかり歌われている。
当時は人気の曲だったに違いない。