北のマサラ
バーシャ in 東京



8/11

午前10時過ぎに銀座シネパトスに行くと、すでにパダ棒を壁に立てかけてあり、その横にはぽっぽさんがいました。
一番最初にきたのですが(朝6時に有楽町界隈をあるいておりました。)、結局前から2番目に並ぶことにしました。(笑)




▲シネパトス2のポスター
しばらくしていると、後ろに列ができてゆき、行列が長くなってきました。普段なら2列に並ぶことが多いのですが、なんと4列に並ぶことになるとは。 これだけすごい人気ということですね。
東京の盛り上がりに比べて、札幌の盛り上がりなぞ、微々たる物だということを改めて痛感しました。


ある程度列が長くなったので観察してみました。
私のように、黄色いタオルを首に巻いている人もいましたし、サリーやパンジャビを着た女性や、ラジニ様(パダヤッパ)のコスプレした人までいました。(よじゃまんさんですね。)
また、大阪から来たてつのすけさんが、マサラシステムグッズを販売してました。

▲長蛇の列



▲劇場内の賑わい
劇場に入って、私は最前列に座りました。言うまでもなく踊るためです。
定員(144名)を上回る観客で(200人以上だったそうです)、立ち見や通路に座ってみる人もいました。
例によって、バーシャ普及委員会のもとはなむら会長の挨拶があったあと、バーシャ上映です。


さて、上映開始です。
ラジニロゴで手拍子とともにクラッカーが連発。
ヘイ!(ぱん)ヘイ!(ぱん)ヘイ!(ぱん)....。そして、RAJNIの文字が出たときには拍手大喝采です。
この時点で、マサラシステムで良かったと思いました。

何回もバーシャをみたラジニ熱狂ファンがいるのでしょうか(って、知り合いなのですが)、キーシャバ、インドラン、アントニーなどの悪役・脇役がでてくると その俳優の名前の黄色い叫びが横から聞こえました。

最初の歌「な〜ん あっとからん」では、最前列に陣取ったコアなラジニファンが踊っておりました。もちろん私も下手くそながら紛れて踊りました。(笑)
「横で踊ってください。」と言ってたはずなのに、つい一番前で踊ってたので、字幕は読めないわで大変迷惑をかけたと思います。ここでお詫び申し上げます。

拍手や手拍子をしたり、笑ったり、紙ふぶきをまいたり、クラッカーを鳴らしたり、盛り上がるならなんでもOKのマサラシステムなのですが、 いくら笑っても良いからといっても場違いな笑いが多かった気がします。
その最たるものは、ボンベイ・バーシャの友人の葬儀のシーンが何度も繰り返されて出てくるシーンでなぜ笑うのか非常に解せませんでした。
「♪あぃえんら〜 いんら〜 いんれんら〜 むはんまど〜 いんら〜 いんれんら〜」がしつこく繰り返されるからなんでしょうけど 「普通、葬儀で笑う奴がいるか。それにムスリムの方に失礼じゃないか。」と言いたくなりました。

途中で2人ほど退出した方がいたようですが、マサラシステムと知らずに来て怒って帰ったようです。
マスコミ(映画雑誌に限らず、もっと一般的なタウン誌や新聞の地方欄など)などで事前に特集を組んでもらうなりして、周知を徹底すればこういうのは防げるとおもいます。

グッズも多数売られてまして、私は後日立ち寄ったときに、アルナーチャラム特報35mmフィルムを記念に買いました。


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