ボンベイtoナゴヤ
ぼんなごin名古屋 ぼんなご鑑賞ツアー



2002/07/12 午後 シネマスコーレにて…

名古屋空港に到着して栄行きのバスに乗ってホテルにチェックインしてから、名駅に行くつもりでしたが、 目の前には名駅行き直行バスがあったので、それに乗車して名駅に行きました。
せっかく名駅に行ったのだから、シネマスコーレにたち寄ってボンナゴ上映のチラシをゲットしようと思いました。
シネマスコーレに立ち入り、シネマスコーレの人に札幌からボンナゴを観に行ったことを話すと、熱心なぼんなごファンの方を紹介されてしまい 忙しい仕事の合間をぬって、小一時間以上ぼんなごのはなしで盛り上がってしまいました。

そのとき聞いた情報は以下のとおり。

●ラリットさんは体調不良のため日本に来ない。
●上映するフィルムは、チラシにかかれている東京ファンタ版ではない。
●ロケ地「サーカスサーカス」は栄の近くにある。
●ロケ地になった名鉄新名古屋駅の改札口は、多少わかりづらい場所にある。

など、札幌にへばりついているとなかなか入手できない情報でした。
とてもありがたいです。




▲映画祭の張り紙
パルコ東館8階の映画館で、ボンベイtoナゴヤが上映されます。
店内撮影禁止と書いていましたが、構わず撮影です。
おこられたら謝ってすませばいいんです。
このことは、ぼんなごから学んだ貴重な教訓(?)で、トークショーでラリットさんが言ってたことです。


映画館でチケットを買った後、ロビーでケーブルテレビをながめながらじょうえいを待っていたのですが、 シネマスコーレの方が来て、ロビーのBGMをぼんなごのサントラに変えてしまいました。粋なファンサービスですね。
そのあと、佐藤役の原さんが来てました。

カウンターでは、ぼんなごのパンフレット、ポスター、ポストカードが売られていまして、 ポスターは「みうらじゅん版」「リリーフランキー版」「風間やんわり版」そしてスローラーナの通販で買えない「きみの為にここへ来たんだ版」の4種類。 ポストカードは、フィルムから起こしたと思われる3枚組みで、スローラーナの通販でも買えない代物です。

しばらくして前の上映が終了して、入場できるようになりました。
トークショーを待っていると、浜松からtetuさんが来て、私の隣にすわりました。
12月の大阪ムトゥ上映以来なので、7ヶ月ぶりです。

▲原さん



▲原さんとラリットさん
時間になり、トークショーが始まりました。
司会の方と、原さんのトークで進行しです。
撮影は1991年、インドでの上映が1995年、名古屋での上映が1997年…と、撮影と上映の間が結構長いねという話や インドで上映した後で名古屋に行くインド人が増えたこと、とある州(聞き逃しました)では、ヒット作品だったこと、 歌舞伎についてなどなど、ぼんなごにまつわる愉快なエピソードを語ってくれました。
トークで盛り上がっているときに、なんと!来ないはずのラリットさんがぼんなごパンフレットを片手に途中入場したではありませんか。
ラリットさんを交えて3人のトークになったわけですが、インターネットのホームページでロケ地を紹介している熱心なファンがいるという話がありまして しかも札幌からここに観に来ていると言ってるのだから、まさに私のことです。
ラリットさんは、私のWebページを見ていたわけなんですね。
ということは、事実上のプロデューサ公認ページってことになるんじゃない?

トークショーの最後に私が歌舞伎についての質問をして、上映開始となりました。


上映が始まり、いきなりカウンターパンチをくらいました。
タイトル画面が「Aye Meri Bekhudi」でもなければ、黒背景の「Bombay to Nagoya」でもなく、赤背景の「BOMBAY to NAGOYA」だったのです。初めて観るタイトルに、新鮮な感動を覚えました。
そして、タイトル直後に曲が変わって「監督:チャンチャルクマール」さんの名前を出すというトドメを観客に刺すのでした。
明らかにオリジナル版でもなければ、ファンタ版でもなければ、ビデオで出回っている国内上映版でもないようです。こうもバージョンにバリエーションがあるなんて、シベ超もびっくりです。

国内上映版との違いを列挙しておきます。
●タイトルが違う
●タイトル直後に監督のクレジットが追加
●バイクシーン最後の監督のクレジットがカット
●香港の空港に飛行機が着陸するシーンが追加
●名古屋空港到着のシーンがカット
●新幹線のシーンの途中に入っている新快速(?)が追加
●生活創庫が追加
●謎の暗いビルの映像が0.5秒ほど入っている
●柳ヶ瀬商店街での「コンピュータルーム云々」のセリフをソナが言うシーンが追加
●コンピュータルームのあるビルにロープでよじ登るシーンが追加

ことに「謎の暗いビルのシーン」は、海外版ビデオにも収録されていないので、手持ちの画像では再現不可能です。(おいおい)

ほか、映画を観て明らかになったロケ地はこんな感じです。
ブラウン管でぼんなごビデオを観るのと違って、大きなスクリーンでぼんなごを観ると、いろいろ気づくことが多いです。
●バイク集団が一旦休憩する場所:プリンセスガーデンホテル
ロケ地探し手がかり
●ロープでよじ登るシーンのビルの麓にはカラオケボックスがある。
●chori ke saajan の最後の電飾オブジェの後ろにタクシー乗り場がある。
●二人が夜にバイクの集団に追いかけられているシーンは犬山っぽい。
ほか、気づいたこと
●退院するときの病院のカレンダーは「1月」だが、直後のガソリンスタンドのシーンでは「4月馬鹿」、つまり4月1日となっている。

観客の入りはおよそ30人ぐらいでしょうか。
私が入場するとき、カウンターでチケットを買う人がいて、その人の整理番号が25番だったことを考えても30人は入ったと考えても良いのではないでしょうか。
常時突っ込みっぱなしの素敵なぼんなご鑑賞でした。さすが名古屋人ですね。
(ここでは、私が一番やかましかったのは言わないことにしましょう。自分のことを棚に上げちゃえ。)


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