北のマサラ

インディラ


1995 印 タミル語
鑑 賞:劇場(2000/11/11)
俺評価:★★★★
笑 い:★★★
泣 き:★★
萌え度:★★★★★

去年、一昨年に各地で上映されていた映画ですが、北海道未上映だそうで早速上映初日に映画館へ足を運びました。 なんと、自主上映で劇場を1週間貸し切っているとか。自主上映は、普通、市民会館など大きめの公民館を借りて上映をするのですが、劇場貸し切りとはすごい。

以前にブックオフで中古で売られていたボンベイのサントラCDの中に、このインディラの曲も一緒に入っていたので、音楽だけは予習済み状態。作曲はボンベイと同じA.R.ラフマーン。ムトゥ、ボンベイ、ディル・セ、パダヤッパでおなじみ。

この作品。何たって、主役インディラちゃんのかわいいこと。いやぁ、めんこい。久々に萌えそうでした。 子供時代も可愛いし、大きくなっても可愛い。つい、私の好きな平田美音さんとかぶせてしまいました。(似てないけど。) 幼馴染みで婚約者の弁護士を演じている、アラヴィンドスワミがうらやましく思えた。(笑)
本当は教育度で★をつけるつもりだったが、インディラちゃんがかわいいので萌え度に変更しました。
話の後半、選挙に立候補するインディラちゃんに上位カーストの男多数に囲まれるシーンでは、「なんてことするんだぁ〜!」と、つい頭にきてしまいそうでした。

インド社会ではカースト制度が根強く残っており、村社会をリアルに表現しているのは評価できます。

あと、やたら女性や子供、特に子供が出てきます。社会的に弱者だと思われがちな女性や子供をあえて前面に出すのは、作り手の意図だと思います。インドが抱えているカースト制度の問題をリアルに表現して、問題提起をしているのだから。

と、書いてる時点で、見事に作り手の意図にはまってるよなぁ。(汗;
娯楽のみを追求している人にはちょっと抵抗ありますが、作品を通してあれこれ考えてみたい・何か得るものを見つけたいという人には必見の映画です。



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