北のマサラ

Muthu Maharaja


2000(?) 印 ヒンディ語
(オリジナル:1995 印 タミル語)
鑑 賞:DVD
俺評価:★★★
笑 い:★★★★
泣 き:★★
 変 :★★★★★

なにやら、タミル映画「Muthu(ムトゥ踊るマハラジャ)」が日本で大ヒットしたことがインドにも伝わり、ヒンディ語に吹き替えて上映したとかしないとか噂されていますが、私にとっては知ったことありません。
とりあえず、DVDが出たので購入しました。

JEANS同様、吹き替えによる変な場所がいろいろ出てきて、タミル版と比較すると面白いと思います。
ざざっと見たところ、タミル版の違いをあげてみると、

●オープニング
ラジニロゴがない。
ヒンディ版では文字だけ。(タミル版は絵)
音楽が途中で切れる。

●センディルの声
最初の「ムットゥ」数回以外は吹き替え。

●パドミニのしゃっくり
普通の音に変更

●登場人物の名前
ランガナヤーキ→Rajanianha(ラジャニガンダ)
アンバラタール→Raj Verma

●カットされたシーン(抜粋)
シャクティ劇団の舞台前半。(ミーナ登場前)
クルワッリィ村でムトゥが2回目に「ウンマタロ」と言うのシーンから、木の上に縛られたムトゥが下ろされるシーンの間。
「♪Rangeela Rangeela(ティラナ・ティラナ)」直後から木下でのムトゥ親子対面の直前の間。

●口ずさむ歌詞
シャクティ劇団舞台シーンの「♪俺は普段はホトケだが〜」の歌詞。
ムトゥがモップで屋敷の階段掃除をしているときに口ずさんでいる歌が「Kuch Kuch Hota Hai」になっている。

といった具合に見つかってしまい、思わず笑いながらツッコミを入れてしまいました。

話自体はタミル版とまったく同じですので無理して買うことはないと思いますが、話の種に比較してみてはいかがでしょうか。



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