北のマサラ

ラジュー出世する


1992 印 ヒンディ語
鑑 賞:VHS
俺評価:★★★
笑 い:★★★★
泣 き:★★
出 世:★★★★★

ムトゥ以前に日本で一般上映されたインド映画なのだが、だいぶ前にビデオ化されているので、もう見つからないとあきらめていたところ、なんと市内のビデオ屋で見つけてしまいました。
さっそく借りて鑑賞しました。

シャールク演じるラジューが田舎で大学を出た後、建築技師の職を得るためにボンンベイに出て、就職活動、就職後のうますぎる出世劇にまつわる話です。
ヒロイン役のジュヒーチャウラさん。私の好みかどうかは別として、結構めんこいじゃないですか。ラジューは彼女と劇中で出会い夢中になるのですが、恋の病の歌(Lavia hua だったと思います)の歌詞がストレートすぎて非常に好きです。

この映画では、ナーナパーテカル(劇中では髭面の男。路上で上手い語りをして日銭を稼いでいる。)という俳優がでてきますが、主人公よりいい味を出しています。
路上での語りでは人生を語っているのですが、それを聞いて思わず「う〜む。なるほど。ありがちだなぁ。」と思わせておきながら、劇中のラジューの行動を事前に言い当ててしまいます。というか、直前ネタバラシをしっかりやってくれてます。

ラストシーンの「(別れのシーンなどで)相手を好きだったら必ず振り向く」は、地味にお約束のネタのようですね。DDLJでこの手のシーンを始めてみたときは新鮮に感じたのですが。(笑)



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