北のマサラ

アシュラ


1993 印 ヒンディ語
鑑 賞:劇場
俺評価:★★★
笑 い:★
泣 き:★
極悪度:★★★★★

原題は「アンジャーム」(結末)。
内容としては、ストーカーもの。

主人公のシャー・ルク・カーンがストーカー役で、ヒロインのマードゥリ・ディクシトが、ストーキングされる女性役。

主人公は、スチューワーデスに恋をするのだが、彼女はパイロットと結婚してしまい、彼の恋は破れる。

それでも忘れられない彼は、彼女の夫を殺したうえで彼女に夫殺しの罪を着せた上で、娘と姉も彼の運転する車と事故にあい死んでしまう。更に、彼女は刑務所の中で女所長のリンチにあい、腹の中の子供を死亡させてしまう。

その後の彼女の復讐劇は、もう、ただものじゃない。女所長を殺し、殺された姉の夫(義兄)を殺し、主人公と組んでいた悪徳警官を殺していった。

交通事故で障害者になっていた主人公を彼女が回復させてた上で復讐をする。

といった内容。

はっきり言って残酷きわまりない映画。障害者になった主人公を回復させてから復讐する徹底ぶりには度胆を抜かされる。
劇中にドゥルガー女神(虎に乗った女神)が出てくるが、まさに「復讐の女神」にふさわしい復讐劇だ。

DDLJなどハッピーエンドな映画だと思って映画館に足を運ぶと、ブルーな気分で映画館を後にするだろうな。
この映画でデートできる人がいたら凄いと思うな。(笑)



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